のし袋のお札の入れ方|ご祝儀・香典の向きと包み方
WANTO編集部婚礼のご祝儀袋には、肖像のある面を中袋の表側に向け、顔が袋の上側にくるようにお札を入れます。通夜・葬儀の香典袋は、肖像面を中袋の裏側に向け、顔が下側にくるように入れるのが一般的です。
上下に折り返しのある金封は、婚礼では下側を、通夜・葬儀では上側を最後に重ねます。ここでは、お札を入れる向きと上包みの重ね方を図で確認し、金封の形による違いや封の扱い、持参・郵送の方法まで紹介します。
婚礼と通夜・葬儀の入れ方
- 婚礼:肖像面を中袋の表側に向け、顔が上にくるように入れる
- 通夜・葬儀:肖像面を中袋の裏側に向け、顔が下にくるように入れる
- 上下に折り返しのある金封は、婚礼では下側、通夜・葬儀では上側を最後に重ねる
中袋の有無とお札の向きを確認する
中袋(中包み)が付いている金封は、お札を中袋に入れてから上包みで包みます。中袋はすべての金封に付いているわけではありません。封筒型など中袋がないものは、金封に直接お札を入れます。

お札を入れた中袋は、上包みと表裏・上下をそろえて収めます。お札が複数枚あるときは、向きもそろえて入れましょう。
次の表の上包みの重ね方は、上下に折り返しがある金封の場合です。
| 場面 | お札と上包み |
|---|---|
| 婚礼 | 新札を肖像面が中袋の表側、肖像が上側になる向きに入れます。上包みは上側を先に内側へ折り、下側を最後に重ねて外側にします。 |
| 通夜・葬儀 | 汚れていない旧札を肖像面が中袋の裏側、肖像が下側になる向きに入れます。上包みは下側を先に内側へ折り、上側を最後に重ねて外側にします。 |
婚礼のご祝儀袋は新札を表・上向きに入れる
婚礼のご祝儀には、新札を用意するのが一般的です。お札の肖像面を中袋の表側に向け、肖像が袋の上側にくるように入れます。(参考:佐々木紙工:結婚祝いの金封)

上包みは上側を先に、下側を最後に重ねる
上下に折り返しのある東京折・多当の金封では、上包みの上側を先に内側へ折り、下側を最後に重ねます。下側の折り返しが外側に見える形です。
- 金封の折り返しを開き、上包みと表裏・上下をそろえて中袋を入れます。
- 上側の折り返しを先に内側へ戻します。
- 下側の折り返しを最後に重ね、下側が外側に見えるように整えます。
注意
大阪折など、形の異なる金封へ同じ上下の手順を当てはめず、製品の説明や元の折り目に沿って包みます。
通夜・葬儀の香典袋は旧札を裏・下向きに入れる
通夜・葬儀の香典には、汚れや破れのない使用済みのお札を使うのが一般的です。手元に新札しかない場合は、一度折ってから使う方法があります。肖像面を中袋の裏側に向け、顔が袋の下側にくるように入れます。(参考:佐々木紙工:通夜・葬式・法要の金封)

上包みは下側を先に、上側を最後に重ねる
上下に折り返しのある東京折・多当の金封では、上包みの下側を先に内側へ折り、上側を最後に重ねます。婚礼とは重ねる順が逆になります。
- 金封の折り返しを開き、上包みと表裏・上下をそろえて中袋を入れます。
- 下側の折り返しを先に内側へ戻します。
- 上側の折り返しを最後に重ね、上側が外側に見えるように整えます。
中袋は封をしなくてもよい?
中袋の糊付けに決まりはなく、受付で中身を確認しやすいよう封をしない例があります。中袋なしで直接お札を入れる封筒型は、中身が出ないよう封をする方法もあります。金封に使い方の説明があれば確認しましょう。(参考:佐々木紙工:結婚祝いの金封、佐々木紙工:通夜・葬式・法要の金封)
袱紗に入れて受付で渡す
ご祝儀袋や香典袋は、持ち運ぶ間に汚れたり水引が崩れたりしないよう、袱紗に入れて保護します。金封袱紗は、婚礼では右開き、葬儀では左開きにして使います。
受付では袱紗から金封を取り出し、相手から表書きが読める向きにして渡します。
郵送するときは現金書留を使う
ご祝儀や香典を郵送する場合は、国内の現金書留を利用します。ご祝儀袋が入る現金書留専用封筒があります。金封が入るかどうかは、郵便局の窓口で確認してください。(参考:日本郵便:書留)
出発前に中身と向きを確かめる
金封を用意したら、お札の種類と向き、上包みの折り方を確認します。中袋に金額を記入した場合は、中身と記載した金額が一致しているかも出発前に確かめておくと安心です。

