ホームパーティーに喜ばれる手土産の選び方は?予算別おすすめ&NG例つき

ホームパーティーに喜ばれる手土産の選び方は?予算別おすすめ&NG例つき

WANTO編集部

友人や知人、職場の同僚宅などに招かれたとき、「どんな手土産を持っていけばいいか」気になったことはありませんか。 この記事は、ホームパーティーの基本マナーから予算の目安、シーン別の選び方、さらには避けたいNG例までをわかりやすく解説します。気を使わせず、それでいてセンスのいい品を選びたい時に役立ちます。

ホームパーティーに手土産は必要?

そもそも、ホームパーティーに手土産は必須ではありません。しかし、料理や場所を準備してくれたホストに対して感謝の気持ちを表す意味で、ちょっとしたギフトや手土産を用意することが一般的です。

大切なのは金額ではなく気遣いなので、高価なものである必要はありません。ホストに負担をかけすぎない、感謝の気持ちを込めた小さなギフトが好印象になります。

日本のホームパーティーにおける手土産マナーと相場

日本では、挨拶を終えた直後に手土産を渡すケースが多いです。パーティーが始まるとホストは忙しく動き始めるため、その前のタイミングが良いでしょう。荷物を置いた後に「今日はお招きありがとうございます」と一言添えて渡しましょう。

のし紙や堅苦しい包装は不要ですが、清潔感のあるラッピングを選ぶとより良い印象を与えます。

一般的な相場は1,000〜3,000円前後が目安になります。あくまで感謝の気持ちを形にするため、見栄を張る必要はありません。

「手ぶらできてね」と言われたときの正しい対応

ホストから「手土産はいらない」と言われても、何も持たずに行くのは気が引ける場合、ちょっとした焼き菓子やドリンクなどを用意するのがおすすめです。

「気持ちだけですが」と一言添えれば、ホストにも気を遣わせません。高価なものを持っていくとホストの意向を無視してしまう可能性もあるため注意しましょう。

欧米諸国との違いと注意点

海外ではホームパーティー文化が根付いており、ワインや花束を持参するのが一般的です。ホストへの感謝だけではなく、一緒にパーティーを楽しむ意味合いが強いことが特徴です。

国や宗教の習慣によっては、お酒や植物の贈り物を避けるケースもあります。

海外風のパーティーに招かれた際は文化の違いを意識し、相手の文化や価値観に配慮して選ぶと安心です。

手土産の予算と相場:関係性別の目安

ホームパーティーの手土産の予算は、相手との関係性やパーティーの規模によって最適な金額が異なります。

ここでは、相手との関係性やシーンごとの予算感を解説します。

友人宅・ママ友会などカジュアルな場合

親しい友人宅や気軽な集まりでは、1,000〜3,000円前後のプチギフトがおすすめです。焼き菓子やドリンクなど、手軽にシェアできて、気を使わせない消え物を選びましょう。個包装になっていると取り分けやすく、小さな子どもがいる場でも安心です。

上司宅・目上の方に招かれた場合

会社の上司や取引先など、目上の方に招かれたフォーマルな要素もある場合は、3,000〜5,000円程度を目安にしましょう。高級感がありながら派手すぎない、上品な品がおすすめです。

有名パティスリーの焼き菓子や、上質な紅茶・コーヒー豆などが定番です。事前に家族構成や好みをリサーチできると、よりよいでしょう。

大人数・持ち寄り制パーティーの場合

10人以上の大人数の持ち寄り制では、他の参加者とのバランスも重要です。事前に主催者に1人あたりの予算イメージを確認すると安心できます。予算に合わせて全員に行き渡る人数分の量も確認しましょう。

料理がある場では、デザートやドリンクなど最後に楽しめるものがおすすめです。

また、自分が持参する品とは別に、ホストへの感謝として手土産を用意する場合もあります。この場合は、負担にならない程度のお花や消耗品を持参しましょう。

失敗しないホームパーティーの手土産の選び方

手土産の正解は、ホストへの思いやりと、その場の雰囲気によって変わります。迷ったときは、相手の立場に立って考えると良いでしょう。

ここでは、ママ友との集まり・フォーマルな場・食べ物以外など、シーンに合わせた選び方を解説します。

ママ友会や子連れパーティーで喜ばれるポイント

小さな子どもがいるママ友会やパーティーでは、ホストの負担を最小限にすることが最優先です。以下を意識して選びます。

  • 個包装されているか
  • 日持ちするか
  • アレルギーへの配慮

手を汚さず食べられるフィナンシェやクッキー、妊婦や授乳中でも飲めるノンカフェインドリンクなども人気です。また、パッケージの可愛さも話題のひとつになるので、開けた瞬間に笑顔になるようなアイテムもおすすめです。

フォーマルな場や大人数のパーティーに適したポイント

会社の人とのフォーマルな会では、上品で高級感のある消え物が好印象です。個別にわけやすい和菓子、ワインやチーズなども好まれるでしょう。

ただし、料理とのバランスを考え、ホストのメニューを邪魔しないものを選ぶことが大切です。差し入れではなく、感謝の気持ちとしての贈り物であることを意識するのがコツです。

食べ物以外で差をつけたいときは?

花束やグリーン、香りのアイテムなども良い選択肢です。花を贈る場合は、そのまま飾れるミニブーケや観葉植物が扱いやすくおすすめです。 また、自分ではなかなか買わない上質なリネンやディッシュクロスなどのキッチン雑貨も喜ばれるでしょう。

【要注意】ホームパーティーで避けたいNGな手土産

センスを感じさせる手土産を選ぶには、避けたいものを知ることも大切です。ここでは、手土産には避けたいものを紹介します。

ホストの料理と競合するメインディッシュ系や高級食材

ホームパーティーでは、ホストが料理の全体バランスを考えて準備しています。手作りローストビーフや高級寿司など、ホストの料理の流れを崩してしまうようなものには注意しましょう。主役になりすぎないことを意識するとスマートです。

匂いが強すぎる・日持ちしない・持ち運びが難しいもの

チーズやにんにく系、香りが強いものは他の料理に影響するため避けましょう。また、生ケーキなど日持ちしないものにも注意が必要です。

持ち歩きや保存の手間を考えると、常温で日持ちする品が喜ばれます。ホストに余計な負担をかけない心配りが、何よりの気配りにつながるでしょう。

ホームパーティーの手土産は気配りで選ぶ

ホームパーティーの手土産は、金額よりも、気持ちと気配りが大切です。相手を思いやる心が、結果的に「センスがいい人」としても印象に残るでしょう。 次に招かれたときは、ぜひこの記事を参考に「ありがとう」が伝わる一品を選んでみてください。

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