お宮参りの初穂料ののし袋の書き方|表書き・名前・中袋の見本と金額の目安
WANTO編集部お宮参りの初穂料は、紅白の蝶結びののし袋(または白無地の封筒)に入れ、上段に「初穂料」か「御初穂料」、下段に赤ちゃんの名前を書いて納めます。神社から指定があれば「御玉串料」とします。中袋には金額・住所・氏名を書き、お札は新札を用意します。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
金額の目安は5,000〜10,000円です。神社が金額を決めている場合はその案内に従います。祈祷は予約制の神社もあるため、時間・初穂料・持ち物を事前に確かめておきます。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
お宮参りの初穂料(早見)
- のし袋:紅白の蝶結び、または白無地の封筒
- 表書き:「初穂料」か「御初穂料」。神社の指定があれば「御玉串料」
- 名前:水引の下に赤ちゃんのフルネーム
- 金額:5,000〜10,000円が目安。神社の案内があれば従う
- 中袋:表に金額(金壱萬圓など)、裏に住所と氏名
- 当日:袱紗に包んで持参し、祈祷の受付で納める
初穂料とは
初穂料(はつほりょう)は、神道の儀式で神前に供える金品のことです。その年に初めて収穫した稲などの「初穂」や初物に代えて納める、という意味合いがあります。お宮参りでは、祈祷を受けるときの謝礼として神社に納めます。(参考:コトバンク:初穂料(デジタル大辞泉)、三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
のし袋の選び方と表書きの書き方
のし袋は紅白の蝶結び
初穂料には、紅白の蝶結び(もろわな結び)の水引ののし袋か、白無地の封筒を使います。蝶結びは、ほどいて何度でも結び直せることから、繰り返してよいお祝いに使う結び方です。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、高島屋:水引)
表書きは「初穂料」か「御初穂料」
水引の上の中央に「初穂料」または「御初穂料」と書きます。神社によっては「御玉串料」と書くよう案内していることもあるので、参拝する神社のホームページや案内を確かめます。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、伯耆一ノ宮 倭文神社(鳥取県):よくあるご質問)

名前は赤ちゃんのフルネーム
水引の下には、祈祷を受ける赤ちゃんの名前を書きます。お宮参りの祈祷を受けるのは赤ちゃん本人なので、親の名前ではありません。読み間違いを防ぐため、名前の右に小さくふりがなを添えると親切です。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、伯耆一ノ宮 倭文神社(鳥取県):よくあるご質問)
表書きと名前は、筆か筆ペンで書くのが基本です。万年筆やボールペンは避けます。(参考:木下水引:金封の使い方、高島屋:表書きの書き方)
中袋の書き方
のし袋は、お金を入れる「中袋」(紙で包む形のものは「中包み」)と、外側の「上包み」に分かれているものが多くあります。中袋の表には金額を、裏には住所と氏名を書きます。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封)

表に金額を漢数字(大字)で書く
中袋の表の中央に、縦書きで「金〇〇圓」と書きます。数字は、旧字体の漢数字(大字)を使うのが一般的です。末尾の「也」は書かなくても構いません。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封、木下水引:金封の使い方)
初穂料の目安の金額は、次のように書きます。
| 金額 | 中袋の書き方 |
|---|---|
| 5,000円 | 金伍阡圓 |
| 10,000円 | 金壱萬圓 |
主な大字は、一=壱、二=弐、三=参、五=伍、十=拾、千=阡、万=萬、円=圓です。「円」はそのまま「円」と書いてもかまいません。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封、木下水引:金封の使い方)
裏に住所と赤ちゃんの名前を書く
中袋の裏の左下に、郵便番号・住所と氏名を書きます。氏名は、上包みと同じ赤ちゃんの名前にそろえます。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封、三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))

中袋のないのし袋や封筒を使うときは、のし袋の裏に金額・住所・氏名を書きます。(参考:木下水引:金封の使い方)
お札の用意と入れ方
お札は新札を用意するのが一般的です。神社の受付で納めるものなので、お釣りが出ない金額にします。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、佐々木紙工:一般お祝いの金封)
お札は向きをそろえ、肖像画のある面が中袋の表側を向き、肖像画が上にくるように入れます。中袋を上包みで包むときは、裏の折り返しの下側が上に重なる「受け折」にします(逆の折り方は弔事のときの折り方です)。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封)

当日の持って行き方と渡し方
のし袋は、汚れたり折れたりしないよう袱紗(ふくさ)に包んで持って行きます。袱紗は慶事と弔事で色や包み方が異なるため、お祝い用の包み方にします。(参考:佐々木紙工:一般お祝いの金封)
- 神社の受付で、祈祷の申込用紙に記入する
- 申し込みのときに、袱紗からのし袋を取り出す
- 表書きと名前が受付の人から読める向きにして渡す
(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、佐々木紙工:結婚祝いの金封)
祈祷は、受付のあと控室で待ち、社殿で祝詞や玉串拝礼などが行われるのが一般的な流れです。所要時間や撮影ができるかは神社によって違うため、予約のときに確かめておきます。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
お宮参りの初穂料に関するよくある質問
Q. お宮参りはいつ行けばいいですか?
A. 男の子は生後30〜32日目、女の子は31〜33日目が伝統的な目安とされています。今は厳密でなくてよく、生後1か月前後を基準に、赤ちゃんとお母さんの体調や天候に合わせて決めます。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
Q. 神社に「お気持ちで」と言われたら、いくら包めばいいですか?
A. 目安の5,000〜10,000円の範囲で決めるとよいでしょう。たとえば鳥取県の倭文神社は、祈祷の初穂料を5,000円からとし、気持ちで納めてもらうよう案内しています。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新)、伯耆一ノ宮 倭文神社(鳥取県):よくあるご質問)
Q. お宮参りのお祝いをもらったら、お返しは必要ですか?
A. お祝いをいただいたら、内祝いを贈ると丁寧です。のし紙は紅白の蝶結びで、表書きは「内祝」、名前は赤ちゃんの名前にします。金額は半返しを基本に、いただいた内容や関係で調整します。(参考:三越伊勢丹:お宮参りとは?(2026年9月5日更新))
お祝いの行事ののしをさらに確認する
- 七五三のお祝い・初穂料の書き方:七五三ののしの書き方|お祝い・初穂料・内祝いの表書きと名前
- お宮参りの前後に贈る出産祝いののし:出産祝いののしの選び方|表書きと贈り主の名前
のしの基本(内のし・外のし、水引、表書き)と場面別の書き方は「のし(熨斗)の書き方・マナーまとめ」で一覧できます。


