米寿(べいじゅ)とは何歳?意味・由来とお祝いの仕方、プレゼントの選び方
WANTO編集部米寿(べいじゅ)は88歳のお祝いです。「米」の字を分解すると「八十八」になることから、こう呼ばれます。末広がりの「八」が2つ重なるおめでたい年齢として、古くから祝われてきました。
数え年88歳でも、満88歳でも祝えます。88歳という年齢を考え、本人の体調と暮らしに合わせて、無理のない形で祝いましょう。この記事では、米寿の由来と色、2027年に迎える人の生まれ年、祝い方、金額とのしの目安を紹介します。
米寿のお祝い(要点)
- 米寿:88歳のお祝い。「米」の字が八十八に分けられることから
- 2027年に迎える人:数え年で祝うなら1940年(昭和15年)生まれ、満年齢なら1939年(昭和14年)生まれ
- 色:金茶とする店が多い(三越伊勢丹・シャディ・リンベル)。リンベルは黄色、高島屋はベージュとも
- 祝い方:移動や時間を短くし、本人の体調に合わせる。食事は食べやすいものを
- のし:紅白の蝶結びに「米寿御祝」「御祝」「寿」
米寿とは
米寿は、88歳を迎えたことを祝う長寿祝いです。百科事典は、還暦・古稀・喜寿に次ぐ長寿の祝いとして長く行われ、江戸時代以降、親類や縁者を招いて祝宴を開く習わしが広まったと説明しています。(参考:コトバンク:米寿)
米寿の由来
「米」の字を分解すると「八十八」となることに由来します。(参考:高島屋:バースデー(長寿祝)、結婚記念日、三越伊勢丹:還暦・緑寿の長寿祝いの贈り物ガイド(2026年6月17日更新))米の祝い(よねのいわい)とも呼ばれます。日本では「八」は末広がりの縁起のよい数字とされ、その八が2つ重なることから、とくにおめでたい年齢とされてきました。(参考:リンベル:長寿祝いのおすすめギフト・プレゼントと基礎知識(2026年7月21日更新)、コトバンク:米寿)
古くは、長寿にあやかれるよう、枡で米をはかるときに使う斗掻(とかき)などを、参会者に贈る習わしもあったと、百科事典は紹介しています。(参考:コトバンク:米寿)
2027年に米寿を迎える人
長寿祝いは、昔は数え年で祝うのがしきたりでしたが、現在は満年齢で祝うことも多くなっています。(参考:高島屋:バースデー(長寿祝)、結婚記念日)数え年は生まれた年を1歳とし、元日ごとに1歳を加える数え方です。
| 数え方 | 2027年に迎える人 |
|---|---|
| 数え年88歳 | 1940年(昭和15年)生まれ |
| 満88歳 | 1939年(昭和14年)生まれ |
三越伊勢丹は、古稀(70歳)以降は、健康への気遣いから1年早く迎えられる数え年で祝う人も少なくないとしています。(参考:三越伊勢丹:長寿祝い(お祝い))
米寿の色は金茶が多い
米寿の色は、三越伊勢丹とシャディが金茶、リンベルが金茶色または黄色、高島屋がベージュとしています。(参考:三越伊勢丹:還暦・緑寿の長寿祝いの贈り物ガイド(2026年6月17日更新)、シャディ:長寿祝い(賀寿祝い)プレゼント、リンベル:長寿祝いのおすすめギフト・プレゼントと基礎知識(2026年7月21日更新)、高島屋:バースデー(長寿祝)、結婚記念日)リンベルは、この色は稲穂の色を連想させるからだといわれる、としています。
ちゃんちゃんこを用意するかは、本人の気持ちで決めましょう。記念写真のときだけ羽織ってもらう、花や小物で色を添えるといった方法もあります。年齢ごとの色の違いは、次の記事でまとめています。
米寿の祝い方
88歳では、体力や体調に個人差が大きくなります。お祝いの計画は、本人の希望と体調を最初に確かめてから立てましょう。
食事会を開くとき
| 確かめること | 例 |
|---|---|
| 場所 | 自宅や近所の店など、移動が短い場所。段差が少ないか、個室があるか |
| 時間 | 長くなりすぎないようにし、疲れたら途中で休めるようにする |
| 食事 | 噛みやすく、食べ慣れたもの。持病や食事の制限があれば先に確かめる |
外出が難しいとき
自宅に花を飾る、好物を用意する、家族写真を撮るといった形でも、十分にお祝いになります。遠方の家族はビデオ通話でつなぐ、手紙を送るといった方法で参加できます。施設に入居している場合は、面会や持ち込みの決まりを事前に確かめましょう。
米寿祝いの金額の目安
米寿に限った金額の目安を示した案内は、確かめた範囲では見当たりませんでした。長寿祝い全体では、三越伊勢丹が両親・兄弟姉妹なら1万円〜、おい・めいや友人なら5千円〜を目安に挙げています。(参考:三越伊勢丹:長寿祝い(お祝い))シャディは、親へ贈るならプレゼントと食事を合わせて3〜5万円が目安としています。(参考:シャディ:長寿祝い(賀寿祝い)プレゼント)
リンベルの会員アンケートでは、長寿祝いで実際に贈ったことのある場面は、還暦に次いで米寿が多かったとされています。(参考:リンベル:長寿祝いのおすすめギフト・プレゼントと基礎知識(2026年7月21日更新))子や孫で費用を出し合い、ひとつの贈り物や食事会にまとめる方法もあります。
米寿の贈り物の選び方
88歳の方への贈り物は、日々の暮らしで使いやすく、負担にならないものが向いています。軽い食器や肌ざわりのよい衣類、好きなお菓子や飲み物など、すぐに使えて置き場所に困らないものを選びましょう。名入れの湯呑みや、家族の写真を入れたフォトフレームは記念に残ります。
使い方が難しい家電や、手入れが必要なものは、かえって負担になることがあります。「もらって困らないか」を基準に選ぶと失敗しにくくなります。
米寿祝いののし
長寿祝いには、紅白の蝶結び(もろわな結び)ののし紙を使います。三越伊勢丹は、米寿の表書きとして「米寿御祝」「御祝」「寿」などを挙げています。(参考:三越伊勢丹:長寿祝い(お祝い))長寿祝いののしの詳しい書き方は、長寿祝いののし(熨斗)の書き方|年齢別の表書き・水引・お返しの内祝いで紹介しています。
前後の長寿祝い
77歳の喜寿と81歳の半寿、90歳の卒寿の祝い方は、次の記事で紹介しています。
長寿祝いの年齢と生まれ年の一覧は、【早見表】長寿祝い一覧と読み方・由来・意味をわかりやすく解説でまとめています。
米寿は家族で感謝を伝える節目に
米寿は、「米」と末広がりの「八」にちなんだ、おめでたい節目です。本人の体調と気持ちを第一に、家族が集まりやすい形で、これまでの感謝を伝えましょう。



