長寿祝い一覧と読み方・由来・意味をわかりやすく解説

【早見表】長寿祝い一覧と読み方・由来・意味をわかりやすく解説

WANTO編集部

大切な方の長寿を祝う節目の年。還暦、古希、喜寿といった言葉は聞いたことがあっても、具体的に何歳でどのようにお祝いするのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、長寿祝いの由来や意味までをわかりやすく解説します。

長寿祝い一覧

長寿祝いには年齢ごとに名称があり、それぞれに用いられるお祝いの色があります。

主要な長寿祝いを年齢順に一覧で紹介します。

年齢 名称 読み方 お祝いの色
60歳 還暦 かんれき
70歳 古希 こき
77歳 喜寿 きじゅ
80歳 傘寿 さんじゅ 黄・金茶
88歳 米寿 べいじゅ 黄・金茶
90歳 卒寿 そつじゅ 白・紫
99歳 白寿 はくじゅ
100歳 百寿 ひゃくじゅ・ももじゅ 白・桃

※お祝いの色は地域や家庭によって異なる場合があります。近年では、慣習に囚われずに本人の好みを優先するケースもあります。

【2026年版】長寿祝い早見表

2026年に各長寿祝いの対象になる生まれ年を一覧にしました。家族や親戚の生まれ年と照らし合わせて、今年お祝いすべきかどうかを確認しましょう。

長寿祝い 年齢 満年齢での生まれ年 数え年での生まれ年
還暦 60歳(満年齢)
61歳(数え年)
1966年(昭和41年) 1966年(昭和41年)
古希 70歳 1956年(昭和31年) 1957年(昭和32年)
喜寿 77歳 1949年(昭和24年) 1950年(昭和25年)
傘寿 80歳 1946年(昭和21年) 1947年(昭和22年)
米寿 88歳 1938年(昭和13年) 1939年(昭和14年)
卒寿 90歳 1936年(昭和11年) 1937年(昭和12年)
白寿 99歳 1927年(昭和2年) 1928年(昭和3年)
百寿 100歳 1926年(大正15年/昭和元年) 1927年(昭和2年)

2026年に還暦を迎えるのは昭和41年生まれの方々です。

長寿祝いは、満年齢と数え年で生まれ年が1年ずれることが多いですが、還暦は「干支が一巡して生まれた年に還る」という考え方にもとづくお祝いです。

そのため、満年齢・数え年のどちらで祝う場合でも、還暦にあたる生まれ年は同じになります。

長寿祝いの由来と意味

長寿祝いには、それぞれに由来や意味があります。名称の背景を知ることで、お祝いがより意義深いものになるでしょう。

【60歳】還暦(かんれき)

還暦は、十干十二支が60年で一巡し、生まれた年の干支に「還る」ことに由来します。十干と十二支の組み合わせは60通りあり、60年でこのサイクルが一周して元の干支に戻ります。

この節目は「第二の人生の始まり」とも捉えられ、赤いちゃんちゃんこを着る風習があります。赤は魔除けの色であると同時に、赤ちゃんに還るという意味も込められています。

還暦についてのさらに詳しい説明や、還暦祝いに贈るプレゼントの選び方についてはこちらの記事で解説しています。

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【70歳】古希(こき)

古希(古稀)は、中国の唐時代の詩人・杜甫の詩「人生七十古来稀なり」に由来しています。この詩が詠まれた時代、70歳まで生きることは非常に稀でした。

現代では70歳はまだまだ若々しい年齢ですが、長寿を祝う伝統として今も大切にされています。高貴な色とされる紫色が祝い色です。

古希についてのさらに詳しい説明や、古希祝いに贈るプレゼントの選び方についてはこちらの記事で解説しています。

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【77歳】喜寿(きじゅ)

還暦や古希が中国から伝わった風習であるのに対し、喜寿は室町時代末期に日本で発祥した長寿祝いとされています。「喜」を略した字(㐂)が「七十七」に見えることから、77歳の長寿祝いを「喜寿」と呼ぶようになりました。

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喜寿とは何歳のお祝い?由来と紫の意味、相場とプレゼント選び、マナーまで解説

【80歳】傘寿(さんじゅ)

傘寿は、「傘」を略した字「仐」が「八十」に見えることに由来します。「八十寿(やそじゅ)」とも呼ばれ、日本独自の長寿祝いです。金茶や黄色といった華やかな色でお祝いします。

【88歳】米寿(べいじゅ)

米寿は、「米」の字を分解すると「八十八」になることに由来します。日本では「八」は末広がりで縁起が良い数字とされており、その「八」が2つ重なる88歳は非常におめでたい年齢です。

【90歳】卒寿(そつじゅ)

卒寿は、「卒」の略字「卆」が「九十」と読めることから名付けられました。「鳩寿(きゅうじゅ)」とも呼ばれることがあります。

【99歳】白寿(はくじゅ)

白寿は、「百」から「一」を引くと「白」になる見立てに由来しています。100歳の一歩手前である99歳を祝う、日本独自の長寿祝いです。

【100歳】百寿(ひゃくじゅ)

百寿は、文字通り100歳の節目を祝う長寿祝いです。100年が1世紀であることから「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれます。また、100歳以上を「上寿(じょうじゅ)」と呼ぶこともあります。

その他の長寿祝い

近年では、上記以外にもさまざまな長寿祝いがあります。しかし、これらは比較的近年に広まった呼称で、地域や資料によって扱いが異なります。

たとえば、**66歳の緑寿(ろくじゅ)**は、66歳が「ロクロク」と読めることに由来し、定年退職の時期に合わせてお祝いすることが多いようです。

また、**108歳の茶寿(ちゃじゅ)は、「茶」の字を分解すると「十」「十」「八十八」となり、合計すると108になることから名付けられ、同じように111歳の皇寿(こうじゅ)**は、「皇」の字を分解すると「白(99)」「一」「十」「一」となり、合計すると111になることに由来します。

そして、**120歳の大還暦(だいかんれき)**は、2回目の還暦を迎えることから、このように呼ばれます。

数え年と満年齢、どちらで祝う?

長寿祝いを行う際、「数え年」と「満年齢」のどちらでお祝いするか迷ったとき、結論として、現在は数え年と満年齢のどちらで祝っても問題ありません。

数え年は生まれた時を1歳とし、元日(1月1日)を迎えるたびに1歳を加える数え方です。長寿祝いは伝統的に、数え年で行われてきました。

満年齢は生まれた時を0歳とし、誕生日が来るたびに1歳を加える、現代で一般的に使われている数え方です。そのため、最近では満年齢でお祝いするケースも増えています。

ただし、還暦についてはその由来から満60歳(数え年61歳)でお祝いするのが一般的なため注意しましょう。

長寿祝いのタイミングを逃さないようにしましょう

大切な方の長寿祝いを逃さないために、まずは「どんな長寿祝いがあるのか」を一覧で把握しておきましょう。還暦から百寿までの年齢と名称を確認したら、本記事の早見表で家族や親戚の生まれ年を照らし合わせ、今年お祝いする節目があるかチェックしてみてください。

また、お祝いの時期は数え年が伝統的とされますが、最近は満年齢でお祝いする家庭も増えています。どちらにするか迷ったら、本人の希望や家族の考え方に合わせて、早めに相談して決めるのが安心です。

長寿祝いは、日頃の感謝を伝えられる貴重な機会。この記事を参考に、気持ちの伝わるお祝いを準備してください。

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