結婚式のウェルカムギフトは必要?意味・相場・目的から考える選び方

結婚式のウェルカムギフトは必要?意味・相場・目的から考える選び方

WANTO編集部

結婚式の受付で、ちょっとしたお菓子やドリンクが用意されていることがあります。挙式までの待ち時間にゲストが自由に手に取って楽しめるこうした品を、「ウェルカムギフト」と呼びます。

結婚式の準備を進める中で、ウェルカムギフトを用意するかどうか迷う方は少なくありません。本記事では、ウェルカムギフトを用意すべきかどうかを判断するための基準と選び方について解説します。

結婚式のウェルカムギフトとは

結婚式の受付は一般的に挙式の30分前後から始まり、会場や進行によって差はありますが一定の待ち時間が生じることがあります。ウェルカムギフトは、この待ち時間を心地よく過ごしてもらうためのおもてなしであり、ウェルカムスペースの雰囲気をつくる演出のひとつでもあります。

似ているものに「プチギフト」がありますが、こちらは披露宴の最後に新郎新婦から手渡されるお礼の品です。役割が異なるため、両方用意するケースもあれば、どちらか一方に絞るケースもあります。

結婚式でウェルカムギフトは必要?

ウェルカムギフトは必ずしも用意しなければならないものではありません。「自分たちの結婚式に必要かどうか」は、式の進行や雰囲気、コストのバランスによって判断が変わります。

ウェルカムギフトを用意するケース

以下のような場合には、ウェルカムギフトを取り入れる価値があります。

  • 受付後の待ち時間を快適に過ごしてほしい
  • ゲストが自由に過ごす時間がある
  • カジュアルでリラックスした雰囲気をつくりたい
  • ウェルカムスペースの装飾や演出にもこだわりたい

ウェルカムギフトを用意しないケース

一方で、次のような場合は無理に用意する必要はありません。

  • 挙式までの導線がスムーズで待ち時間が短い
  • フォーマルでシンプルな結婚式にしたい
  • 引き出物や料理で十分なおもてなしができている
  • 準備の手間やコストを抑えたい

待ち時間が短い結婚式では、ウェルカムギフトを用意しても活用されにくい場合があります。そのため、式の進行や全体設計を踏まえて優先度を判断することが大切です。

結婚式のウェルカムギフトの相場

ウェルカムギフトに明確な相場があるわけではありませんが、プチギフトと同様に1人あたり200円〜500円程度を目安にするケースが多く見られます。ウェルカムギフトは自由に手に取る形式のため、プチギフトより控えめな価格帯で用意することも多いです。

価格よりも大切なのは、結婚式全体とのバランスです。引き出物や料理との兼ね合いを見ながら、「やりすぎにならないか」という視点で調整するとよいでしょう。

ウェルカムギフトの選び方

ウェルカムギフトは、「何を選ぶか」よりも「何のために用意するか」で考えると選びやすくなります。目的が定まれば、自然と候補が絞られてきます。

気軽に楽しめるギフトを選ぶ

待ち時間を快適に過ごしてもらうことが目的であれば、その場で楽しめるものが適しています。

たとえば、個包装のクッキーやチョコレート、ミニサイズのジュースやお茶などは、誰でも手に取りやすく、ゲストに負担をかけにくい定番の選択です。

写真映えするギフトを選ぶ

ウェルカムスペースの演出を重視する場合は、見た目のデザイン性を優先するのもひとつの方法です。たとえば、テーマカラーに合わせたパッケージのお菓子や、瓶入りドリンク、ラッピングにこだわったアイテムなどは、並べたときに華やかに見えやすくなります。

この場合、ギフトは「渡すもの」というよりも、「空間をつくる演出の一部」として考えると選びやすくなります。

記念として残るギフトを選ぶ

思い出として持ち帰ってもらいたい場合は、日用品や小物を選ぶのも選択肢です。たとえば、ハンドタオルやミニサイズのハンドクリーム、入浴剤などは実用性があり、結婚式のあとも使ってもらいやすいでしょう。

ただし、好みによって評価が分かれる可能性もあるため、できるだけシンプルで使いやすいものを選ぶことがポイントです。

ウェルカムギフトを準備する際の注意点

ウェルカムギフトは選び方だけでなく、どう用意するかも大切です。当日になって後悔しないために、事前に押さえておきたいポイントを整理します。

ゲスト人数より少し多めに用意する

ウェルカムギフトは、人数ぴったりではなく「+5〜10個ほど」余分に用意しておくとよいでしょう。当日は、予定より早く到着したゲストが先に手に取ったり、複数個持っていくケースがあったりと、想定より減りが早くなることがあります。

急な人数変更やスタッフ用に必要になることもあるので、迷った場合は少し多めに準備しておくのがおすすめです。余った分は自分たちで持ち帰ることができます。

季節や持ち帰りやすさを考える

ウェルカムギフトは「見た目」だけで選ぶのではなく、当日の気温や持ち帰りやすさまで含めて考えることが大切です。

たとえば夏場は、チョコレートやクリーム系のお菓子は溶けやすく、見た目が崩れてしまう可能性があります。そのため、焼き菓子やキャンディ、常温保存できるドリンクなど、暑さに強いものを選ぶとよいでしょう。

また、大きな箱や重たい瓶入りのものは、引き出物と一緒に持ち帰る際の負担になりやすいです。特に電車で移動するゲストが多い場合は、片手で持てるサイズ・バッグに入る大きさを目安に選ぶと喜ばれやすくなります。

「自分がゲストだったら持ち帰りやすいか?」という視点で考えてみると、選びやすくなるでしょう。

ウェルカムギフトは目的から逆算して選ぼう

ウェルカムギフトは、結婚式において必須ではありません。だからこそ「必要かどうか」で悩むのではなく、ゲストにどんな時間や体験を提供したいのかを基準に考えることが判断の出発点になります。

待ち時間も楽しんでほしいのか、空間の演出にこだわりたいのか。この軸が定まれば、用意するかどうかは自然と見えてきます。なんとなく用意するのではなく、目的から逆算して選ぶことが、自分たちらしい結婚式をつくるための大切な視点になるでしょう。

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