入院の差し入れに何を贈る?回復期別おすすめアイテムと避けたいNG品まとめ

入院の差し入れに何を贈る?回復期別おすすめアイテムと避けたいNG品まとめ

WANTO編集部

身近な人が入院したとき、「何か差し入れを持っていきたいけれど、何を贈ればいいのだろう」と迷う方は多いのではないでしょうか。

入院中の差し入れには、相手の体調や病院のルールへの配慮が欠かせません。何気なく選んだ品が、かえって負担になってしまうこともあるためです。

この記事では、入院中の方に喜ばれる差し入れの選び方を、回復期別のおすすめアイテムや避けたいNG品を交えながら解説します。

入院の差し入れ選びは事前確認から

入院中の方の体調は日々変化します。食欲があったのに翌日には何も口にできない、というケースも珍しくありません。差し入れを選ぶ前に、まずは家族など近しい方に連絡を取り、現在の状況を確認しておくことが大切です。

確認しておきたいポイントは、主に次の2つです。

  1. そもそも贈り物をしてよいか(病院のルール・本人の希望)
  2. 入院日と退院の目途

贈り物の可否は特に重要です。病院によっては感染症対策の観点から、差し入れに制限を設けている場合があります。また、本人が気を遣わせたくないと辞退しているケースも考えられます。

入院日と退院の目途がわかれば、入院中の生活を快適にするものを贈るか、退院後にも使えるものにするかなど、相手の状況に合わせた選択ができます。

入院の差し入れの相場

差し入れの予算は、関係性によって異なりますが、一般的に1,000円〜5,000円程度が目安とされています。

親しい間柄であっても、高価なものは相手にお返しを意識させてしまうことがあるため、負担にならない金額を意識することが大切です。

差し入れで避けたいNG品

お見舞いの気持ちは大切ですが、よかれと思って選んだ品が、かえって相手や病院に迷惑をかけてしまうこともあります。代表的なNG品を4つ確認しておきましょう。

無許可の食べ物・手作りの食べ物

入院中の食事は治療の一環です。塩分量やカロリー、アレルギーへの配慮など、患者さん一人ひとりに合わせて細かく管理されています。無許可で食べ物を持ち込むと、治療計画を妨げてしまう可能性があります。

手作りのお菓子や料理も避けるのが無難です。心のこもった手料理であっても、調理過程での衛生管理が難しく、免疫力が低下している入院中の方には感染リスクになりえます。

食べ物を贈りたい場合は、事前に家族に治療方針などで制限がないか確認を取るとよいでしょう。

生花や鉢植え

お見舞いに花を贈るイメージは根強いですが、近年は生花の持ち込みを制限している病院が増えています。生花や花瓶の水には細菌やカビが繁殖しやすく、免疫力が低下している患者には感染リスクになる場合があるためです。

また、鉢植えは「根付く=寝付く」を連想させるとして、縁起が悪いとされています。花を贈りたい場合は、水や土が不要なプリザーブドフラワーやソープフラワーが安心です。

現金

治療費の足しにと現金を渡そうと考える方もいますが、入院中の差し入れとしては避けるのが無難です。

病室には十分な保管スペースがなく、現金の管理が患者さんの精神的な負担になることがあります。金銭的なサポートをしたい場合は、退院後にあらためて手渡す方がよいでしょう。

かさばるもの

大部屋では、患者一人あたりのスペースは限られています。ベッド脇の床頭台(しょうとうだい)と呼ばれる小さな収納のみ、というケースも珍しくありません。

サイズの大きいものは置き場所に困らせてしまうため、コンパクトで実用的な品を選ぶことが配慮につながります。

回復期別|相手の状況に合わせた差し入れ例

入院生活は、入院直後と退院間近では必要なものが大きく異なります。回復期を3つに分けて、それぞれに合うアイテムを整理します。

回復初期:ベッドの上で過ごす時期

入院したばかりや手術直後は、ベッドの上で過ごす時間が長くなります。身動きが取りにくく、シャワーも自由に浴びられないため、日常の不便さを少しでも和らげる実用品が喜ばれやすい時期です。

<おすすめの品物例>

  • ドライシャンプー
  • クッションや抱き枕
  • アイマスク
  • イヤホン

回復中期:少しずつ動けるようになった時期

ベッドから起き上がれるようになり、院内を短距離移動できるようになった時期です。入院生活の質を上げてくれる実用的なグッズが活躍します。

自分では買い足しにくいものを選ぶのもよいでしょう。

<おすすめの品物例>

  • 上質なフェイスタオル・バスタオル
  • 院内用のシューズやスリッパ
  • リップクリームや保湿クリーム

回復後期:退院を待つだけの時期

体力もほぼ回復し、あとは退院日を待つだけという時期です。この段階では時間を持て余すことが多く、気軽に楽しめる暇つぶしグッズが重宝されます。

相手の趣味や好みがわかっている場合は、それに合わせて選ぶとより喜ばれるでしょう。

<おすすめの品物例>

  • 短編小説やエッセイ集
  • 大人のワークブックや脳トレドリル
  • 一人用ボードゲームやカードゲーム
  • ジグソーパズル・クロスワードパズル

知っておきたい差し入れ時のマナー

品物選びと同じくらい大切なのが、お見舞いに行くときのマナーです。押さえておきたい3つのポイントを確認しておきましょう。

1.面会のルールを守る

ほとんどの病院では、面会の人数・回数・場所・時間に一定の制限を設けています。近年は感染症対策の観点から、ルールが厳しくなっている病院も増えています。

「短時間だから大丈夫」と自己判断せず、事前に病院の公式サイトや電話で確認しておくとよいでしょう。

2.医師や看護師への差し入れは控える

お世話になっている医療スタッフへお礼を渡したいと考える方もいますが、控えるのが基本です。

病院によってはスタッフへの差し入れの受け取りを規則で禁止している場合があり、善意であっても相手を困らせてしまうことがあります。

3.配送の場合は平日に送る

遠方で直接お見舞いに行けない場合は、配送という方法もあります。週末や祝日に届くと受け取り対応ができない病院もあるため、配送指定日は平日に設定しておくと安心です。

送り状には病院名のほか、病棟名・病室番号・本人のフルネームを記載しておくと、仕分けがスムーズになり行き違いを防げます。

入院中の差し入れは相手の状況に寄り添って

差し入れ選びでいちばん大切なのは、相手の今の状況に寄り添うことです。まずはご家族や近しい方に確認するところから始め、回復の段階に合った品物を選ぶとよいでしょう。

形よりも、相手を思う気持ちが伝わることが何より大切です。

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